人の集まる空間を創って早40年。住宅・オフィス・商業施設などたくさんの空間創りをする中で、「人が長く過ごす空間の空気は綺麗な方が良い」という当たり前のことがあまり意識されて来なかったことに気がつきました。コスト重視の素材選びや、石油製品のビニルクロスや建材によりシックハウスなどにより、知らず知らずのうちに体に害を与える空間が創り出されれるのが普通となってしまいましたが、私達は様々な人に優しいモノに行き着きました。
学校、病院やその他多くの人が利用する公共施設等における飛沫の付着や人が触れる場所に対して、持続的な抗ウイルス効果を付与させることが可能になると考えられるコーディング材を取り扱っています。
藤田医科大学(ウイルス・寄生虫学、村田貴之教授)は、低濃度(2.0 mg/L以下)のオゾン水が新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対して効果があるということを、世界に先駆けて実験的に明らかにしました。
東京工業大学(物質理工学院 材料系 宮内雅浩教授)、神奈川県立産業技術総合研究所(研究開発部 抗菌・抗ウイルス研究 グループ)の研究グループが、世界で初めて可視光応答形光触媒材料(CuxO/TiO2)による新型 コロナウイルスの不活化を確認しました。その不活化条件を実験的に明示することにより、 光触媒による抗ウイルス効果を学問的に示しました。